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2015/01/18

破壊衝動

●汚い公園
 
 
綺麗な公園なんて公共の場なんかじゃない

偽物さ!

公園にしか行く場所がない人達が居るんだから
コジキが溢れダンボールで出来た家が建ち並ぶ
汚い公園こそが本当の公共の場なんだ

誰かを追い出して
綺麗にした美しい公共の場なんて
唾をはきつけ
俺が全部ぶっ壊してやるぜ!!
 
 
 
 
●悪人の歌
 
 
この街じゃ歌ってるだけの俺が悪人

悪い警察官がやって来て
歌うの止めなきゃ逮捕すると脅す

俺が悪人だと思った警官は
この街では良い警官だった

俺を犯罪者扱いするクソ街を全部ぶっ壊したくなる


歌を止めようとする良い警官を追っ払う方法を悪い警察が教えてくれた

罪人扱いされながら
この街で歌ってやる

俺は根っから犯罪者予備軍


悪人の歌を唄う~♪
悪人の気持ちを乗せて~♪

俺は産まれながらの悪党♪
 
 
 
●破壊衝動
 
 
「目的が判らない」
「何の為に行動してるのか判らない」

そんな質問をする人に俺は、こう答える

鳥が空を飛ぶように
馬が野を走る様に産まれたときから決まってるんだと。

俺の行動に目的も理由もない
ただ、あるがままに したい様にしてるだけ

それがナゼかと問われれば
きっと神様が決めた事で
それは息をするのと同じ様に
始めから決まってる定め

だから俺は定めのままに
自分が壊したいと思うモノをぶち壊してく

その破壊衝動に意味はない。
 
 
 
 
●性質と生き方
 
 
俺の父親は酷い乱暴者の暴君で
よく俺を打っていた

勉強する気が無い俺を叱り付け
「なんでこんな簡単な問題が判らないんだ!」と叫び散らし参考書を俺に投げつけた

俺は、そんな父親にいつも脅えていた

父親が死んでからは
自分の血に流れる父親と同じ癇癪癖を心底恨んでいた

ムカつく奴が居ると無性に叫び散らしたり殴りつけたくなる性質

俺は父親と同じ自分の性格を心底嫌悪していた

長い長い年月を経て
俺は自分に流れる激情方の性格を強敵と立ち向かう原動力に使うことで
人格のバランスを保っている

消す事のできない癇癪癖から来る怒りを
普通の人が戦えないような強大な敵との戦いに費やす事で精神のバランスを保っているのだ


持って生まれた性質(性格)は変えられない
だが、その性質の使い方は自分で選ぶ事が気出る

生き方は自分で決めることが出来る
 
 
 

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